STORY | 『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』
2025年1月17日公開!ゲームには登場しない新しい「初⾳ミク」が、「プロジェクトセカイ」のキャラクター達と出会い、成⻑していく姿を、P.A.WORKSが完全オリジナルストーリーで映画化
CDショップで
聴いたことのないミクの歌を耳にした星乃一歌。
彼女はモニターに、
見たことのない姿の“初音ミク”を見つけ、
「ミク!?」と思わず声に出す。
その声に驚いたミクは、一歌と目が合ったものの、
ほどなくして消えてしまう。
後日、路上ライブを終えた一歌のスマホに、
以前見かけたミクが姿を現す。
寂しそうに俯くミクに、
一歌はそっと話を聞いてみると、
“想いの持ち主”たちに歌を届けたいのだが、
いくら歌っても、その歌が届かないという。
ライブで多くの人の心に歌を届ける一歌の姿を見て、
彼女のことを知れば
自分も“想いの持ち主”たちに
歌を届けることが出来るのではと考えたミクは、
一歌のもとにやってきたのだった。
ミクの願いに
「私でよければ」と微笑みながら一歌は答え、
セカイ
現実の世界とは異なる、人々の“本当の想い”を映し出した不思議な世界。想いの数だけセカイは存在し、想いに応じてその姿かたちを変える。
バーチャル・シンガー
現実世界では、世界中のクリエイターが創りあげた歌を表現する存在。セカイでは、想いに応じて姿を変え、想いの持ち主が“本当の想い”を見つけ出すサポートをしてくれる。
“想いの持ち主”たち
「目標の喪失」「希望が見えない」「人間関係の悩み」など、様々な理由から“本当の想い”と向き合うことを諦めてしまっている人々。彼らには、ミクの声、姿がノイズとなり届かず、邪魔な存在として拒絶してしまう。
閉ざされた窓のセカイ
不特定多数の“想いの持ち主”たちの想いから出来ている閉ざされた窓のセカイ。諦めの想いに浸食されているため、絶望感に満ちたセカイとなってしまっている。