STORY

キミのことを、教えて。そうすれば、歌がわかるのかもしれない

CDショップで
聴いたことのないミクの歌を耳にした星乃一歌。
彼女はモニターに、
見たことのない姿の“初音ミク”を見つけ、
「ミク!?」と思わず声に出す。
その声に驚いたミクは、一歌と目が合ったものの、
ほどなくして消えてしまう。
後日、路上ライブを終えた一歌のスマホに、
以前見かけたミクが姿を現す。
寂しそうに俯くミクに、
一歌はそっと話を聞いてみると、
“想いの持ち主”たちに歌を届けたいのだが、
いくら歌っても、その歌が届かないという。
ライブで多くの人の心に歌を届ける一歌の姿を見て、
彼女のことを知れば
自分も“想いの持ち主”たちに
歌を届けることが出来るのではと考えたミクは、
一歌のもとにやってきたのだった。
ミクの願いに
「私でよければ」と微笑みながら一歌は答え、 初音ミクと少年少女たちの新たな物語が始まる―。

KEYWORD

セカイ

セカイ
セカイ
セカイ
セカイ
セカイ

現実の世界とは異なる、人々の“本当の想い”を映し出した不思議な世界。想いの数だけセカイは存在し、想いに応じてその姿かたちを変える。

バーチャル・シンガー

バーチャル・シンガー

現実世界では、世界中のクリエイターが創りあげた歌を表現する存在。セカイでは、想いに応じて姿を変え、想いの持ち主が“本当の想い”を見つけ出すサポートをしてくれる。

“想いの持ち主”たち

“想いの持ち主”たち

「目標の喪失」「希望が見えない」「人間関係の悩み」など、様々な理由から“本当の想い”と向き合うことを諦めてしまっている人々。彼らには、ミクの声、姿がノイズとなり届かず、邪魔な存在として拒絶してしまう。

閉ざされた窓のセカイ

閉ざされた窓のセカイ
閉ざされた窓のセカイ

不特定多数の“想いの持ち主”たちの想いから出来ている閉ざされた窓のセカイ。諦めの想いに浸食されているため、絶望感に満ちたセカイとなってしまっている。