10月27日(日)、主人公・村上悦子役の雨宮天さん、悦子と共にボートに青春をかける仲間たちを演じる伊藤美来さん、高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さん、そして櫻木優平監督という超豪華な顔ぶれの声優キャスト・監督に加えて、サプライズで本作の主題歌を担当した僕が見たかった青空より、安納蒼衣さん、金澤亜美さん、早﨑すずきさん、八木仁愛さん、柳堀花怜さん、吉本此那さんの6名が登壇！ついに公開を迎えて、今だからこそ話せるエピソードや本作の見どころ、主題歌「空色の水しぶき」についてなどを豪華登壇者で語り尽くし、大盛り上がりのイベントとなりました。

本作公開から3日が経ち、SNS上では爽やかな青春を感じられる内容に「『良い映画一本観たー！』となる瑞々しい青春映画でした！」「愛媛・松山市が舞台の熱くて尊い王道スポーツ青春群像劇！シネスコサイズとCGを最大限に活かしたボート競技、メンバーのキャラ立ちの良さ、櫻木監督の傑作がここに爆誕！！」「青春の輝きと少女の成長を感じられて、感動した」など、絶賛コメントが寄せられている本作。

上映終了直後で会場の雰囲気も最高潮の中、観客からの温かい拍手に迎えられ雨宮天さん、伊藤美来さん、高橋李依さん、鬼頭明里さん、長谷川育美さん、櫻木優平監督が登場。

まずは、本作についての感想と好きなシーンを振り返りながら、思い出を語り合うことに。雨宮さんは「ヒメと悦ネエの関係性がすごい好きでした！ 電車の中で寝ている悦ネエをヒメが自撮りするところや、悦ネエが『私は何をやっても中の中だよ』と言った時に、すかさずヒメが『成績は下だけどね』とズバッとに言ったり（笑） 2人の関係性がすごい素敵だなと思います！」と、自身のお気に入りのシーンを明かした。

続けて伊藤さんは「ボートをみんなで漕いでいるシーンは、実際に乗っているかのように感じたり、疾走感がすごくあって風を切っているかのような感覚になれるような描写が良いですね。（本作の舞台の）松山に行ったような気持ちになるので、海と松山に愛を持って丁寧に描かれていたんだなと思いました！」と作品の１番好きなシーンを挙げました。

高橋さんは「リーを演じるにあたり緩急を感じるシーンが多いなと思いました！ ダッコとイモッチが入ってくるところのコミカルさを感じる空気もあれば、ここは等身大だなと感じる真面目なシーンもあったりと、その心地よいリズム感がめちゃくちゃ楽しいなって思いました！」と、自身の演じたキャラクターを振り返りながらコメント。

鬼頭さんは「自分が演じたダッコでいうと、実はお家が豪邸で部屋がラブリーだけど洋服はラフだったり…全部を説明しきらないような余白を残してくれる部分が素敵だなと感じましたね」と話しました。

そして長谷川さんも「各々のキャラクターたちの掛け合いがすごく素敵だなと思いました！ 特に5人が揃った時は、女子高生５人が話していたら、誰かの話を待って話すという感覚がないじゃないですか？ その被せて話しているシーンはすごくリアルな“ＪＫ”を感じました！」と、この作品ならではのリアルなテンポ感の掛け合いを見どころのシーンとして挙げました。本作に登場する個性豊かなボート部5人は、リアルに存在するかのような等身大の可愛さも魅力のひとつ。推しキャラクターを見つけるために、細かい描写まで要注目です。

イベント中盤には主題歌・挿入歌を担当した“僕が見たかった青空”から安納蒼衣さん、金澤亜美さん、早﨑すずきさん、八木仁愛さん、柳堀花怜さん、吉本此那さんの6名が登壇。早速、自己紹介とともにそれぞれの推しキャラクターを発表し、早﨑さんは「ダッコ！」、金澤さんは「ヒメ！」、八木さんは「悦ネエ！」、安納さんは「リー！」と、順当にメインキャラクター達の名前が呼ばれていく中、続く吉本さんは「悦ネエです！」と2度目の悦ネエ、そして最後の柳堀さんは「推しは・・・ヒメちゃんです！」と、それぞれ推しキャラクターを発表。自身のキャラクターが呼ばれて喜ぶ声優キャスト陣の中で、最後まで自身が演じたイモッチの名前が呼ばれなかった長谷川さんは物申したい様子で、「吉本さんはまわりから“リアルイモッチ”と呼ばれてると聞いたのに……話が違う！(笑)」とツッコミ。 それを受けて吉本さんは「まわりの方からは『イモッチに似てる』と言われていて、もちろんイモッチも好きで迷ったんですけど、最近は悦ネエが推しで・・・」と正直なコメントで掛け合い、会場を大いに笑わせた。また、雨宮さんと“僕青”のメンバーは、プロモーションでコラボをし親交を深めていたようで、雨宮さんはメンバーの金澤さんのことを「ちゅんちゅん」、柳堀さんのことを「ポリポリ」、逆に雨宮さんのことは「てんてん」と、お互いを愛称で呼び合うほど親しくなったと明かし、仲睦まじい様子を見せました。

本作の主題歌「空色の水しぶき」も収録される、11月13日（水）リリースの4thシングルについて話が移り変わり、作品ティザービジュアルでの、ボート部5名のキャラクターたちと全く同じ位置関係を完全再現したCDジャケットがスクリーンに映し出されると、声優陣はその完成度の高さに驚きを見せ、「すごーい！！爽やか！」と嬉しそうな様子。ビジュアルを完全再現するために、メンバーが「CG合成を想像しながら、どう表現しようか苦戦した」という、ジャケット撮影シーンを振り返り、声優陣とも交流して賑わいました。
また、本作の入場者プレゼントには声優キャストや、この日登壇した“僕が見たかった青空”のメンバーも出演する、オーディオドラマ、ラジオも収録されているということで、本編の地続きとなるキャラクター達のストーリーについてなども振り返りながらトーク。第3週目の特典ドラマに出演した、“僕青”の八木さんは「初めて役名のあるキャラクターとして出演する体験だったんですけど、「『私、悦ネエと話してるんだ！』と緊張しました」と、アフレコを振り返った。

最後に、“僕が見たかった青空”の早﨑さんから「これからも作品と曲を通して沢山の方に青春を届けていきたいと思います！」と挨拶し、続いて長谷川さんは「何度でも観ていただいて一人でも多く“イモッチ推し”が増えるといいなと思います！」と自身の役の応援を呼びかけ。鬼頭さんは「劇場に行けば、気軽に青春を感じられる作品だと思います。友達などにも勧めてください！」、高橋さんは「よかったら周りの方に『この人きっと好きだな！』と思う方がいたら、是非ご紹介いただいて広めていただきたいと思います！」、伊藤さんは「この作品は、青春の追体験ができて、皆さんが今まで生きてきた思い出を振り返られる作品です。観るたびに色んな発見があると思いますので何度でも観てください！」、櫻木監督は「自分にとっても大切な作品なので、皆さんにとっても大切な作品になると嬉しいです！」と、遂に公開した作品の輪が広まっていくことを願いコメント。そして最後に雨宮さんは「この作品は観る人みんなが好きになる、そして観るたびに好きなる作品で、そのたびに新しい発見があると思います。入場者プレゼントも盛り沢山なので、何度でも観てください！今日はありがとうございました！」と締め、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。